汚しても、セルフケアは厳禁!


ついやってしまう、やっちゃいけないベスト3!

 

①焦っておしぼりやウエットティッシュで拭いた

②洋服と同じように、水とタオルでトントン叩いてみた

③着物用ベンジンを、初めて使ってみた

 

危険です(T_T)

 

では、上記をやってしまうとどうなるのでしょうか???

 

 

①→おしぼりなどは薬品が含まれていることが多く、変色や後々出てくる隠れシミの元になります

②→水を含ませることで色が抜けてしまったり、水を含んだ部分が輪のシミになったり、縮んでしまう可能性大です

③→使い方を誤ると輪じみや、毛羽立ち、生地を傷める可能性があります

 

 

 


---後悔しないように職人へお任せください---

 

 

セルフケアで、よりひどい状態になってしまったお着物をお持ちになる方がたくさんいらっしゃいます

 

通常なら6,000円程度で済むクリーニングのはずが、結局30,000円かけることになってしまったという例も多々あります

 

費用をかけて治るなら、まだ良い方で…

どうしようもなく、あきらめなければならない場合もあります

 

 

汚れが付いた時は、無理にとろうとせず、早めにプロにお願いするのが一番です

 

大切な置物を長く着ていくために、

下記、おすすめの対処法を参考にしていただければ幸いです

 


おすすめの対処法

 

 

⒈ 汚れだけはじき落とす

 

食べ物がついてしまったら「こすらず」に、

近くをトントンと叩いて、はたき落として下さい

 

 

⒉ 布に吸い取らせる

 

水分はきれいなティッシュやハンカチに

吸い取らせるようにして下さい

押し付けるのではなく、少し浮かして吸い上げる感じで!

 

✖こすってはダメですよ~!

汚れが繊維の奥に入ってしまい、落ちにくくなったり

生地を傷める可能性があります

 

✖おしぼりは使わない!

薬剤で生地を傷めたり、変色、色落ちの原因になります

  

 

⒊ 早めにしみ抜き(クリーニング)へ出す

 

置けば置くほど、シミは落ちにくくなって行きます!

 

出来るだけ早めにクリーニングへお持ちください

出来れば当店へ…^^

 

 

市販されている洋服用のしみ抜き剤も着物には危険です!

 

使用したことで「色が抜けてしまった…」と

駆け込んできたお客様も…;;

 

 

 

セルフケアは難しいものです

ひどくする前に、ご相談下さい

 

お出かけにはガーゼハンカチやティッシュを忘れずに^^